【新万葉染めとは】

新万葉染めとは、記紀萬業の時代をイメージし、天然の色素を大事に、有効に利用することを目的としています。

色材を細胞の大きさに近いところまで微粉砕していますので、温湯で色素の大半を分解せずに溶出させることができるのです。

「新万葉染め」は従来の１／５程度の量で「草木染め」では得ることができなかった天然の鮮明な色彩を濃色に染め上げることができ、さらには合成染料による染色と同じようにいくつもの色材による配合染色が自由にできることも大きな特色です。

元来「草木染め」は絹を染めるための技術であり、本綿を染める場合は藍染めもしくは墨染めでした。

「新万葉染め」では絹はもちろんのこと、ウールや木綿でも鮮やかな色彩で染めることができます。